ミナミまち育てネットワーク

「大阪木津卸売市場」は地下鉄大国町駅と南海電鉄今宮戎駅の間にある阪神高速道路の高架下を含むエリアにあります。この地域に市が立って300年になり、古代地図を見ると、昔は浜に近く、海が身近に有りました。庶民の自然発生的な市場であり 昔からお上よりも庶民に寄り添った市場であることに、市場の方々は自信と誇りをお持ちです。現在は大阪中央卸売市場を補完する地方卸売市場となっています。

近くにある今宮戎神社の1月9日の宵戎では「木津市場の献鯛式」として雌雄1対の大鯛の奉納を36年間も続け、祭りの格調を上げることに貢献されています。

店舗数は約150店あり、肉、魚、野菜、果物、乾物、加工食品までなんでも揃う便利な市場です。リニューアルから8年経ち、テレビでも取り上げられることが多くなりました。3年前には「なんば木津まち横丁」もでき、コナモンからイタリアンまで、幅広く庶民の胃袋を満足させてくれます。大阪木津卸売市場はプロの買い出し人が来るプロの市場ですが、「木津の朝市」は毎月第2土曜と最終土曜の9時～12時に開催され、毎回お買い得な商品や抽選会、セリも体験でき、庶民への門戸を広げています。

これからもどんどん進化していく「大阪木津卸売市場」から目が離せません。