難波葱(なんばねぎ)
難波葱産地のひとつ、松原市の稲田ファーム様を、JA大阪中河内・松原営業センター様のお世話で、訪問しました。
稲田ファーム様は、50年前に葱栽培を始められた最初の苗が、難波葱だったそうです。難波葱の収穫期は12月~2月で、他の季節でも出荷できるが、一番おいしい冬に食べてもらいたい とおっしゃっていました。難波葱は折れやすいので、ビニールハウスで風除けをして支えを施して丁寧に栽培されています。採れたてを生のままいただきましたが、香が強く甘い難波葱でした。
続いて、難波葱を販売している木津市場青果部・丹喜商店様を訪ねました。その後、調製をしていただきます、道頓堀・今井の今井社長に手に取って選んでいただきました。難波葱は、なにわ伝統野菜に選定されてからは特に良く売れているそうです。他に、珍しい野菜もたくさんございました。
また、活気のある朝の卸市場では、外国人観光客も見学・買い付けに訪れていました。
最後に、道頓堀今井の今井社長手ずから、難波葱をふんだんに使った鴨なんばを調製いただきました。道頓堀店厨房での社長の〝雄姿〟と難波葱の写真をご覧ください。鴨と難波葱を煮込んだ御出汁をうどんに注いで、仕上げに難波葱の細切りを載せて、豪華さとシャキシャキ感を強く感じさせてくれます。
道頓堀今井の『だし』へのこだわり
北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使用した今井のだしは、しっかりとしたコクと旨味を持ちながら、上品な薄味に仕上げた自慢のおだしです。
「だしは鮮度が命」というこだわりから決して作り置きはしておりません。
【お断り】今回の難波葱を使った鴨なんばは、本取材のために特別に調製していただいたもので、道頓堀今井さまでは、お客様へのご提供はしておりません。
- 道頓堀今井 本店
- 歴史 https://www.yoimachiyanagi.net/
- 大阪市中央区道頓堀1-7-22
電話06-6211-0319
営業時間 11:00~22:00(LO21:30)
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)
席数 137席
なんばパークス
なんばパークスは、
プロ野球球団南海ホークスの本拠地である
大阪球場の後身として、2003年10月に
大規模な複合商業施設として生まれ変わりました。
なんばパークスの広場内には、かつて本球場の
ピッチャーズプレートとホームプレートが、
大阪球場にあった位置そのままに
記念モニュメントとして置かれています。
また、なんばパークスの9階には、
歴代の主な選手写真や成績等が展示されている
「南海ホークスメモリアルギャラリー」もあります。
- 南海電気鉄道株式会社
- 〒556-0011 大阪市浪速区難波中2-10-70
TEL: 06-6644-7510
(南海ロケーションサービス 山登(やまと)) - 「なんばパークス」のサイトはこちら
http://www.nambaparks.com/
湊町リバープレイス / FM大阪
旧国鉄貨物ヤード跡地に2002年に建てられた
「湊町リバープレイス(大阪市所有)」に
FM大阪は入居しており、
同ビル内には、ライブハウス「なんばhatch」がある他、大小の屋外・オープンステージを備え、
様々なイベントが行われています。
普段から市民の憩いの場として親しまれています。
隣接して道頓堀川にかかる「浮庭橋」は、
植栽豊かなユニークな形をしており、
八角形の宇宙船のような形の
「湊町リバープレイス」と並んで
難波西部のランドマークとなっています。
「湊町リバープレイス」は大阪市の建物ですが、
FM大阪内については、ご協力できる他、
必要に応じ大阪市との仲介もさせていただけます。
- 株式会社エフエム大阪
- 〒556-8510 大阪市浪速区湊町1丁目3番1号
TEL: 06-4396-0851 - 「FM OSAKA」のサイトはこちら
http://www.fmosaka.net/
道頓堀ジャズクルーズ
湊町船着場から道頓堀(日本橋)区間を、
4月から11月の期間運航する、
ジャズクルージング。
“ジャズの生演奏”を聴きながら
道頓堀の景色と賑わいを船上で体験する、
非日常をお楽しみください。
遊歩道や橋の上の人達と
船上の人達が手を振り合う光景も、
今やミナミの国際交流スタイルとして定着しました。
- PR動画 (91sec)
- 監督・撮影:神田製作所 神田晃
- プロデューサー:大阪フィルム・カウンシル 大野聡
- 出演:mel café、Breeze of Dixieland(ジャズバンド)
- 企画推進:企画委員会ロケ地PRワーキングチーム
(エー・ティ・エー、大阪観光局、大阪ガス、
大阪木津卸売市場市場協会、ワークショップ) - 協力:「とんぼりリバージャズボート
(TOMBORI River JAZZ Boat)」(一本松海運) - 〒530-0005
大阪市北区中之島6丁目4番7号
TEL:06-6441-0532
FAX:06-6441-0530
「とんぼりリバージャズボート」のサイトはこちら
なんさん通り商店会
「なんさん通り商店会」といえば、南海電鉄難波駅正面を起点に南へ200メートルの中央区の通りと、その交差点から東へ300メートルの浪速区の通りへ、両区を跨る全長500メートルの商店街のこと。1950年に発足後、道具屋筋から日本橋筋へ人の流れをつなげる商店街として、35年程前は家具店を中心に、バブル期には家電量販店が並ぶ街として、時代の流れにのって変貌してきました。
近年は外国人観光客も急増。ショッピング、グルメ、宿泊と、複合的機能が集結し、観光のハブであるなんばのターミナルから日本橋ストリートへかけて気軽な飲食店が集まる”ウラなんば”スポットも出現し、新たな賑わいを見せています。
ですが一方で待ち合わせや寛ぎの空間が少なく、歩行者が増えつつも歩道の狭さが歩行者と自転車を錯綜させているといったハード面の課題も。
そこで、もっと駅チカ&アクセスポイントとしての”地の利便”を活かし、人が心地よく回遊する活気をミナミ全体に呼び込もうと、2008年にターミナル周辺環境の整備を目指した自主検討がスタート。さらに各方面の関係者も巻き込み、課題をクリアしたミナミの拠点づくりに着々と取り組んでいます。
そして2016年、”社会実験”に挑戦。難波駅前南行き道路を一方通行化し、インフォメーションやカフェ、休憩スペースを設置。日替わりでマーケットやイベントを開催しました。
その評判は上々。商店会事務局長の菊澤 豊さんは、「この活動もやっと軌道にのってきたところ。これを単年度で終わらせることなく、多くの人の足を運ばせる契機となるようじっくり盛り上げていきたい」と熱く語ります。
人の流れを大切にしてきた「なんさん通り商店会」は、ますます人の流れを惹きつける、心躍るストリートに生まれ変わろうとしています。
- なんさん通り商店会
- 〒542-0075
大阪市中央区難波千日前5-19
河原センタービル5F
TEL 06-6648-8372